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後藤健二さん殺害、親族「塗炭の苦しみ」なぜ後藤さんを責めるのか


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先日、イスラム過激派組織「イスラム国」におけるグループによる人質事件で、
現地を訪れていたジャーナリスト後藤健二さんを殺害したとする
新たな映像がインターネット上に公開された。


これを受けて、後藤さん親族一同の名でコメントを発表。

その中の一節。
『大切な家族を失い、喪失感を受け入れなければならない塗炭の苦しみの中にあります。』



「塗炭の苦しみ」とは?
泥水や炭火にまみれるような、ひどい苦しみ(言語由来辞典より)



ジャーナリストである後藤健二さんは、番組制作会社を経て、
映像通信会社「インデペンデント・プレス」を設立。

戦争や紛争、貧困などにより、困難な環境の中で暮らす子供達にフォーカスし、
取材をしていました。
その中での著書も、ほとんどが子供達にスポットを当てた内容になっています。



また、シリアでの紛争に関しては度々取材を続け、
アレッポの子供達はどう過ごしているか、
教育はどのようになっているのかなどの公演を行っていました。


そのような活動内容を、私はこの事件がきっかけとなってしまいましたが、
今回知る事となり、純粋に興味深いなぁと感じました。



それにしても、
人が亡くなった・・・そんな状況において、

「世間に迷惑をかけている」
「空気を読め」
・ ・ ・ ・

そういった発言を聞き、悲しく思いました。


私は、「自粛」って基本的にはいらないとは思います。
自粛ムードにはほぼ何の意味もないかな、と。

しかしこれは、発言の自粛をしてほしいなどといった事ではなく、
人の死を、メディアを通してではありますが目の当りにして、
その人の今後を見据えていたであろうこころざしや、家族のことを思い、
つらく思っただけのことです。



命の重さは、どんな価値観からも、結局偏ってしまうもので、
誰にも計れない。

そんなことを思った日々でした。




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